疲れ眼、ドライアイにも大切なアイテム「目薬」の使い方

ずっとパソコン作業に集中していて、眼の乾きを感じたときに使うのが「目薬」
乾いた眼を潤し、すっきりとした気分にもなるため、仕事がひと段落したときに使うという方も多いのではないでしょうか。
今回は、疲れ眼のフォローにお役立ちの、「目薬の使い方の基礎」についてみていきます。

スタンダードな「目薬の差し方」とは?

普段、どのように目薬を使っていますか?
目薬の使い方について、考えたことはありますか?

全日本民医連のサイトによると、目薬の正しい使い方は下記のとおりです。


目薬の正しい使い方は、
1. 点眼前に手を石鹸で洗う。
2. 顔を上に向けて下まぶたを軽く引き、1滴を確実に点眼する
(容器の先がまぶたやまつ毛に触れないように)。
3. 点眼後、清潔なガーゼやティッシュであふれた液をふきとる。
4. 静かにまぶたを閉じて、そっと目頭を押さえ、1~5分間目をつぶる。

全日本民医連 くすりの話 51 目薬のさしすぎに注意より


目薬をさすときは、片手で下まぶたを下にひいて、もう片方の手で容器を持ちます。

眼と容器の間には少し距離を置くようにし、容器が眼の周りに触れないようにする方法が一般的です。

お休みの日の外出や、仕事、家事の途中で目薬をさすときには、お手洗いが近くにない、時間の余裕がないという方も多いと思いますが、眼のまわりに触れるときには清潔にしておく必要があるため、気を付けましょう。

また、目薬を1回にさす量については、医師の指示、もしくは用法・用量に従うことがおすすめです。医療用では「1滴」が目安になっていますが、どの目薬を使うかによって基準は異なります。

市販の目薬では、1回2~3滴と書かれているものが多く見られます。確実に点眼できるのであれば片目1滴ずつでも良いでしょう。

また、病院から2種類の目薬をもらったというときも、医師の指示に従うようにしましょう。
目薬をさす順番や、どれくらい間隔をあけたら良いのかも教えてもらうことが出来ます。少なくとも5分間の間隔をあけることが多いようです。

こんな目薬の差し方はNG!?

目薬をさすときに必ず気を付けることは、目薬の先端部分に触らないこと。

というのも、何かが触れたことがきっかけで、目薬自体がばい菌に汚染されてしまう可能性があるからです。眼はとても繊細です。汚染された目薬を使って、病気になったということが無いように気を付けておきましょう。

とくに手は、いろいろなものに触れ、菌が付きやすいので要注意です。

裸眼用目薬?コンタクト用目薬?きちんと見極めよう!

おおくの目薬は、コンタクトレンズを着用した状態で使うことを考えられていません。

コンタクトレンズをつけているときには、ひと手間かかりますが、一度レンズを外して対応することがおすすめです。

どうしてもコンタクトレンズをつけたままで点眼をしたい場合は、
市販の場合は「コンタクトレンズ使用可」の記載があるものを選びましょう。病院から処方されているものについては、コンタクトレンズを着けたままでの点眼が可能かを確認して使うようにします。

実はとっても短い!?目薬の使用期限

最後に、目薬を使う上で気を付けたい「使用期限」についてもチェックしましょう。

病院から処方される目薬には使用期限がのっています。

ですが、この期限は未開封であるときのもの。いったん使った目薬は1か月ほどで使い切る必要があります。目薬の中に濁りが見えた場合は要注意です。

市販の場合は、ものにもよりますが、やはり1か月~3か月で使い切ることがおすすめです。
もったいないと思うかもしれませんが、使用期限がすぎた目薬はきちんと処分しましょう。

また、ほとんどの目薬は、直射日光が当たらない場所に、室温で保存することが良いとされています。
室温での保存が心配な方は、冷蔵庫の中に入れておくのがおすすめです。冷蔵庫で保存をしている目薬を眼にさすとひんやりとして、気持ちが切り替わるかもしれませんね。

まとめ

眼の乾きやしょぼしょぼ感に、すぐに対応できる目薬ですが、基本的な使い方を間違えると、かえって負荷をかけてしまうこともあります。使用用途を守って使うようにしましょう。

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