強度近視とは?
-6.00D以上の近視状態を指す。
強度近視になると、視力に影響するような重い病気を引き起こしやすいともいわれている。通常の近視の状態と比較して、眼の奥にある軸、「眼軸」が長くなっている。
そのため、網膜が引っ張られやすくなっており、「近視性牽引黄斑症」(けんいんおうはんしょう)という症状にかかる人も多くなっている。外からの刺激に影響を受けやすくなっているため、強い光の刺激を与える美容器などは、強度の近視状態の人には使用不可になっていることもある。
このほか、網膜に穴が開く「網膜裂孔」、網膜がはがれる「網膜はく離」などの症状も起こりやすくなり、重度の場合には失明に至ることもある。
これらの病気については、早期発見により後遺症を最低限に抑えることもできるため、定期的な検査が必要である。
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